社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
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皆さん、こんにちは!
沖縄と
JAZZをこよなく愛する事業所部の
城間恒浩です!!
あ、
ニューヨークも好きです!!
昨日はモアイでした。
イースター島のモアイ像。
フリー画像
GATAGより。
いえ、このモアイではありません。
沖縄のモアイはこんな感じです。
高校の同級生のモアイ。
私は沖縄に帰ってきてから参加しているので、9年くらいこのメンバーで集まっています。
沖縄のFBユーザーの投稿を見ていると、週末になると「
モアイに参加中!」というような記事も多くなります。
私も昨日、FBに「モアイの二次会ちう・・・」と投稿したところ・・・
大阪の友人、
ヒラメキングこと金川豊さんから「
モアイってなに?」という質問がありました!
そこで、今日は県外の友人向けに書いたブログです!!
モアイとは「模合」とも書きますが、友人、親戚、職場あるいは通り会の仲間が集まって、毎月またはある定期的な期間集まって、ひとりひとりが金銭を出し合い、その集まりの会の親が全額を受け取る。というような制度です。
例えば、モアイの参加者が12名で、1回あたりのモアイ金が10,000円だとします。
その場で集まるモアイ金は10,000円×12名で、120,000円が集まるわけです。
そして、その回の親となる人が、その120,000円を受け取るのですね。
これを12名のメンバー全員が受け取り終わるまで繰り返します。
この例ですと12名ですから、一巡りするまで、1年かかるわけです。
ここまでの説明を見てわかるとおり、結局は最終的に自分の出したお金は最終的に自分に戻ってきます。
では、なぜ、このような制度があるのか?
そこには「
相互扶助」の精神があります。
沖縄の方言では「
ゆまーる」がぴたりとくるでしょうか。
沖縄では、お祝い事や高級品を購入したり、他にまとまったお金が必要なときに、なかなか銀行からお金を借りられなかったり、大金を自分ひとりで工面するということが難しかったようです。
そんな時に、信頼できる友人や親戚、仕事仲間が一時的にお金を出し合い、相互に助け合ったことがモアイの成り立ちといわれています。
相手を信頼して助け合う、沖縄らしい制度なんですね^^
いまでは、その相互扶助の精神も残しつつ、定期的に仲間があつまる口実ともなっています。
学生時代の同級生、仕事場の仲間、親戚や通り会などの気の合う、そして信頼できる仲間同士が集まるモアイは沖縄の人たちの楽しい語らいの場となっています。
複数のモアイに参加している人も珍しくありません。
男性のモアイは圧倒的に飲み会をかねることが多いですが、女性の場合はランチ会や家で集まったりすることもあるようですね。
そして、金額も幅があるようで、私たちのモアイは1名5,000円で、11名で回してます。
一度のモアイに参加すると、モアイ金5,000円、飲み代が二次会まで入れて4,000円から5,000円くらい、合計10,000円くらい財布に入ってれば間に合いますね。
でも、モアイの親となり、モアイ金を持って帰るときには、お酒に飲まれないようにしないとせっかくもらったモアイ金をすべて使い果たしたり、最悪、財布を落としてしまったりしてパーとなることもありますので、気をつけなければなりません。
私の知ってる経営者の方の集まりで、モアイ金が月に100万円入こともあると聞いたことがあります。
また、あるモアイではモアイ金の一部を積み立てており、その金額が2,000万円を超えているという話もききました。
さらに、モアイ金は小額で、その中からその場の飲み代や食事代をだして、負担を軽くしているモアイもあるようですね。
いろいろなモアイの形があります。
沖縄の新聞、琉球新報には「
モアイ」を紹介するコーナーもあります。
私の参加しているモアイは、高校の同級生。
社会に出てバリバリ働く世代で、いろいろな業種についてます。
そのメンバーと一月に一度集まってワイワイお酒を酌み交わすのは楽しいことなのです。
モアイは、昔の相互扶助の精神を守りつつ、仲間とのつながりを大切にするための制度となっています。
SNSが発達する今日ですが、沖縄のこのようなアナログでの繋がりもいいもんですよ♪
ヒラメキング、「モアイ」についてわかってもらえましたか?
これで、沖縄のエクスマ塾に参加しても、問題ありません(笑)
ヒラメキングこと
金川豊さんはハッピー思考塾、エクスマ塾の仲間で、大阪でHPや印刷物のを使った販促支援の会社をやってます~
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんにとって、素敵な一日になりますように!!
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