沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、
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みなさまこんにちは弱いけどお酒大好きな上地正寿です。


マイナンバー（個人番号）は社会保険関係の手続きに必要になります。

具体的には、雇用保険の取得・喪失、社会保険の取得などです。

とくに雇用保険の手続きはマイナンバーの記載がなければ返戻の対象となるため、マイナンバーを受け取ることは必要です。

しかし、マイナンバーの提出を拒む従業員もいらっしゃいます。


国が公表しているマイナンバーに関するQ&Aには、マイナンバーは社会保険等の手続きに必要なことを説明した上で提出してもらうようにして下さいとのことです。

強制ですとは書いてありません。

こうなると困るのは会社です。

マイナンバーが取得できないから手続きが進められないということになります。

このような従業員がでてくることも想定して対応することが必要です。

例えば就業規則の変更です。

就業規則には以下の点を記載するようにします。
○手続きに必要なマイナンバーの提出及び本人確認を義務とすること
○マイナンバーを提出しない場合は懲戒処分もあること

それによりマイナンバーを提出することを義務化でき、どうしても従わない場合は、就業規則違反だといえるようにしておくのです。

もちろん懲戒は簡単にはできません。

就業規則違反という事実がないと処分することもできません。

また、入社の際に、入社の日に提出できるようにしておくのもひとつです。

会社は必要だからマイナンバーを求めるのであり、それに従えない（従わない）場合は、採用を見送るのも場合によっては必要かと思います。

会社の指示に従わない人を雇い入れた場合、雇い入れた後に苦労することもあります。

最近は人手不足の会社も多く猫の手も借りたい場合はどうしようもありませんが、採用時に会社が求める書類を提出しないことは採用を続けるかどうかのひとつの判断材料にもなります。



何かの恐竜



今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

皆さんにとって、素敵な一日になりますように！！

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