健康保険
病院や薬局にかかったときの医療費を上手に節約するためには?
社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
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みなさまこんにちはビールと海外一人旅が大好きな上地正寿です。
今回は『医療費を上手に節約するためには?』という内容でお届けしたいと思います。
突然ですが、「国民皆保険制度」という言葉は聞いたことはありますでしょうか?
国民皆保険とは国民全員がなんらかの医療保険に加入させる制度のことをいいます。
医療費は加入者が保険料として支払い、加入者それぞれが支え合うしくみがとられています。
現在は病気やケガで病院にかかり、当たり前のように病院を受診し医療費は原則3割の負担のみで済んでいます。
それにより、日本は医療に関しては安心して生活ができる環境になっています。
これは世界から見ると当たり前ではなく、かなり恵まれているようです。
しかし、現在日本は医療費が毎年1兆円ほど増え続けており、平成25年度で39.3兆円(厚生労働省発表)となっています。
今のままでは国民皆保険制度を維持していくのが難しくなってきています。
医療費を抑制するために、全国健康保険協会が進めているのが、医療機関のかかり方を考えてみましょうというものです。
全国健康保険協会では次の5つのポイントを紹介しています。
(1)かかりつけ医をもつこと
かかりつけ医とは、日常的な診療や健康管理など行ってくれる身近なお医者さんや医療機関のことです。
かかりつけ医をもつことで、待ち時間が少なく、じっくり診察してもらうことができ、同じ病院で継続して受診することにより、よりきめ細やかなアドバイスが受けることができます。
その他にも、初診時や再診時に特別料金が加算されない、必要に応じて大病院へ紹介状を書いてもらえるなどのメリットもあります。
(2)病院をハシゴするのを避けましょう
セカンドオピニオンというのも大切ですが、やみくもに病院を変えると、初診料がその都度請求されて医療費が増えることの一因になります。
(3)時間外の医療機関等への受診は割増料金が加算されるので緊急以外は受診をさけましょう。
日曜日・祝日の休日や深夜に受診することで割増料金が発生します。通常の診療の料金に加算されることになります。緊急の場合以外の受診は避けるようにしましょう。
(4)医療費の単価は乳幼児については加算されることもあります
医療費は大人も子供も基本的には同じですが、乳幼児に関しては加算されることもあります。小さいお子さんの場合は医療費を負担してくれる市町村も多いのでわかりにくいですが、実際は支払われている医療費が高くなっているケースもあります。 その医療費は私たちが払っている保険料から支払われています。
(5)受診が必要かどうか迷ったら小児救急電話相談を利用しましょう
小児救急電話相談とは休日・夜間に急な子供の病気について、どう対処したらよいか、病院を受診したほうがよいのかを電話で医師や看護師等に相談できるものです。
この相談窓口は都道府県ごとに設けられています。
沖縄県の小児救急電話相談窓口
電話番号:098-888-5230
受付時間:19:00~23:00
(平成27年5月20日現在)
詳しい内容はホームページをご覧ください。
厚生労働省「小児救急電話相談」
こちら
上の5つのポイント以外にも、ジェネリック医薬品を利用することで医療費を節約することもできます。
最近の医療費の増大傾向をみていると、将来はお金がない人が病院に行くことができないという状況も起こるかもしれません。何かあったときは安心して病院に行くことができる国民皆保険制度が維持されるよう、一人一人が意識してできることはやっておく必要があると思います。
参考:全国健康保険協会
「医療機関のかかりかたで上手に節約!」
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんにとって、素敵な一日になりますように!!
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労働保険・社会保険事務手続きの代行、就業規則・各種協定届の作成・提出代行、
助成金申請の代行、給与計算の代行や労務相談を承っております。
お気軽にご相談ください!!
社会保険労務士法人なか
(本部)
住所:沖縄県那覇市壺川1-4-15
電話:098-855-2133
(中部支部)
住所:沖縄市山里3-2-9
電話:098-933-7060
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今回は『医療費を上手に節約するためには?』という内容でお届けしたいと思います。
突然ですが、「国民皆保険制度」という言葉は聞いたことはありますでしょうか?
国民皆保険とは国民全員がなんらかの医療保険に加入させる制度のことをいいます。
医療費は加入者が保険料として支払い、加入者それぞれが支え合うしくみがとられています。
現在は病気やケガで病院にかかり、当たり前のように病院を受診し医療費は原則3割の負担のみで済んでいます。
それにより、日本は医療に関しては安心して生活ができる環境になっています。
これは世界から見ると当たり前ではなく、かなり恵まれているようです。
しかし、現在日本は医療費が毎年1兆円ほど増え続けており、平成25年度で39.3兆円(厚生労働省発表)となっています。
今のままでは国民皆保険制度を維持していくのが難しくなってきています。
医療費を抑制するために、全国健康保険協会が進めているのが、医療機関のかかり方を考えてみましょうというものです。
全国健康保険協会では次の5つのポイントを紹介しています。
(1)かかりつけ医をもつこと
かかりつけ医とは、日常的な診療や健康管理など行ってくれる身近なお医者さんや医療機関のことです。
かかりつけ医をもつことで、待ち時間が少なく、じっくり診察してもらうことができ、同じ病院で継続して受診することにより、よりきめ細やかなアドバイスが受けることができます。
その他にも、初診時や再診時に特別料金が加算されない、必要に応じて大病院へ紹介状を書いてもらえるなどのメリットもあります。
(2)病院をハシゴするのを避けましょう
セカンドオピニオンというのも大切ですが、やみくもに病院を変えると、初診料がその都度請求されて医療費が増えることの一因になります。
(3)時間外の医療機関等への受診は割増料金が加算されるので緊急以外は受診をさけましょう。
日曜日・祝日の休日や深夜に受診することで割増料金が発生します。通常の診療の料金に加算されることになります。緊急の場合以外の受診は避けるようにしましょう。
(4)医療費の単価は乳幼児については加算されることもあります
医療費は大人も子供も基本的には同じですが、乳幼児に関しては加算されることもあります。小さいお子さんの場合は医療費を負担してくれる市町村も多いのでわかりにくいですが、実際は支払われている医療費が高くなっているケースもあります。 その医療費は私たちが払っている保険料から支払われています。
(5)受診が必要かどうか迷ったら小児救急電話相談を利用しましょう
小児救急電話相談とは休日・夜間に急な子供の病気について、どう対処したらよいか、病院を受診したほうがよいのかを電話で医師や看護師等に相談できるものです。
この相談窓口は都道府県ごとに設けられています。
沖縄県の小児救急電話相談窓口
電話番号:098-888-5230
受付時間:19:00~23:00
(平成27年5月20日現在)
詳しい内容はホームページをご覧ください。
厚生労働省「小児救急電話相談」
こちら
上の5つのポイント以外にも、ジェネリック医薬品を利用することで医療費を節約することもできます。
最近の医療費の増大傾向をみていると、将来はお金がない人が病院に行くことができないという状況も起こるかもしれません。何かあったときは安心して病院に行くことができる国民皆保険制度が維持されるよう、一人一人が意識してできることはやっておく必要があると思います。
参考:全国健康保険協会
「医療機関のかかりかたで上手に節約!」
写真は静岡県にある、「浜松城」です。
旅行に行ってその土地や建物の歴史を調べたり、
起こったことを想像するのも楽しみの一つです
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