お困りのこと労務管理法改正その他労働基準法
年休が５年まで繰り越しできる？？ 消滅時効の延長が議論されることになりました！！
沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、
そして日々の出来事を毎日楽しくお届けします！！
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みなさまこんにちは最近は芋焼酎にはまっている上地正寿です。
平成29年（2017年）も残り３日となりましたね。
年内の事務所の通常業務は昨日で終了しましたが、本日は今年１年の書類を入れ替えたり、翌年のファイルを準備したりする日で、午前中のみの勤務です。
タイトルにも書きましたが、消滅時効の在り方が議論されはじめました。
これは、民法が２０２０年に改正を予定されており、民法改正により、消滅時効が５年に統一されることになった場合は、労働基準法の消滅時効も改正される可能性もあります。
現在、労働基準法の消滅時効は、退職手当に関することは５年、それ以外は２年となっています。
未払いの残業代は、時効の関係で２年分のみ請求ができますが、これが仮に５年になった場合は問題が増えそうですね。
また、現在、年次有給休暇の時効が２年ですので繰越含めて最大で４０日ですが、これが５年になると、最大１００日の年次有給休暇という可能性もでてきます。
給料の月の出勤日数が２０日だと、５か月分の給料と同じになります。
退職時に年次有給休暇１００日を消化となると、５か月給料をもらいながら遊んで暮らせることになりますね。
もし、５年に延長された場合は、何が何でも年次有給休暇を消化させなければいけなくなりますね。
国の年次有給休暇の取得率も２０２０年までに７割にするという目標もありますので、年次有給休暇は取得させることを企業としては考えていかなければなりません。
まだ、消滅時効の改正については議論が始まったばかりですので、今後どう決定されるかわかりません。
仮に５年となった場合は、企業に与える影響も大きいので、配慮されるとは思いますが・・・。
働き方改革も含め大きな改正が今後も多く出てきそうです。
会社もこれまでの歴史の中で人を雇い入れて整えてきた環境も、今後はどんどん変化していかなければならなくなるでしょうね。
参考：
消滅時効の在り方に関する検討資料
第１回 賃金等請求権の消滅時効の在り方に関する検討会（平成29年12月26日）
今年は仕事もプライベートも何かと忙しい年でした。
この時期になりますと、「１年はあっという間だ」、「時間が過ぎるのはとても早い」などという会話が多く聞こえます。
ジャネーの法則というのはご存知ですか？
年月の長さは、年少者には長く、年長者には短く評価されるということを心理学的に説明されたものです。
このジャネーの法則（Janet's law）によると、５０歳の人の１年の長さは、人生の５０分の１ですが、５歳の人は、５分の１の長さとなります。５０歳の人の１０年間は、５歳の人の１年間と同等で、５歳の人の１日は５０歳の人の１０日にあたるというものです。
参考：ウィキペディア“ジャネーの法則”
この法則の考え方だと、１年が過ぎるのが年を重ねるごとに早くなるのも納得できますね。
日数を計算してみると、８０年生きたとして生まれてから死ぬまでに29,200日あります。
私は残り14,700日くらいで、時間にすると352,800時間です。
そこまで生きられる保証はありません。
こう考えてみると、人生は短いと言えるのではないでしょうか。
一日一日がどんどん過ぎていますが、人に与えられた時間は限られています。
人生の限られた時間を無駄にしないように、積極的に楽しみながら生きていきたいと思います。
今年最後のブログとなります。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。
正月を迎えるにあたって「和」を載せてみました
好きな色合いです
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さんにとって、素敵な一日になりますように！！
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社会保険労務士法人なか ＨＰ
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労働保険・社会保険事務手続きの代行、就業規則・各種協定届の作成・提出代行、
助成金申請の代行、給与計算の代行や労務相談を承っております。
沖縄県那覇市と沖縄市の社会保険労務士へお任せください。
お気軽にご相談ください！！
社会保険労務士法人なか
（本部）
住所：沖縄県那覇市壺川1-4-15
電話：098-855-2133
（中部支部）
住所：沖縄市山里3-2-9
電話：098-933-7060
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これは、民法が２０２０年に改正を予定されており、民法改正により、消滅時効が５年に統一されることになった場合は、労働基準法の消滅時効も改正される可能性もあります。
現在、労働基準法の消滅時効は、退職手当に関することは５年、それ以外は２年となっています。
未払いの残業代は、時効の関係で２年分のみ請求ができますが、これが仮に５年になった場合は問題が増えそうですね。
また、現在、年次有給休暇の時効が２年ですので繰越含めて最大で４０日ですが、これが５年になると、最大１００日の年次有給休暇という可能性もでてきます。
給料の月の出勤日数が２０日だと、５か月分の給料と同じになります。
退職時に年次有給休暇１００日を消化となると、５か月給料をもらいながら遊んで暮らせることになりますね。
もし、５年に延長された場合は、何が何でも年次有給休暇を消化させなければいけなくなりますね。
国の年次有給休暇の取得率も２０２０年までに７割にするという目標もありますので、年次有給休暇は取得させることを企業としては考えていかなければなりません。
まだ、消滅時効の改正については議論が始まったばかりですので、今後どう決定されるかわかりません。
仮に５年となった場合は、企業に与える影響も大きいので、配慮されるとは思いますが・・・。
働き方改革も含め大きな改正が今後も多く出てきそうです。
会社もこれまでの歴史の中で人を雇い入れて整えてきた環境も、今後はどんどん変化していかなければならなくなるでしょうね。
参考：
消滅時効の在り方に関する検討資料
第１回 賃金等請求権の消滅時効の在り方に関する検討会（平成29年12月26日）
今年は仕事もプライベートも何かと忙しい年でした。
この時期になりますと、「１年はあっという間だ」、「時間が過ぎるのはとても早い」などという会話が多く聞こえます。
ジャネーの法則というのはご存知ですか？
年月の長さは、年少者には長く、年長者には短く評価されるということを心理学的に説明されたものです。
このジャネーの法則（Janet's law）によると、５０歳の人の１年の長さは、人生の５０分の１ですが、５歳の人は、５分の１の長さとなります。５０歳の人の１０年間は、５歳の人の１年間と同等で、５歳の人の１日は５０歳の人の１０日にあたるというものです。
参考：ウィキペディア“ジャネーの法則”
この法則の考え方だと、１年が過ぎるのが年を重ねるごとに早くなるのも納得できますね。
日数を計算してみると、８０年生きたとして生まれてから死ぬまでに29,200日あります。
私は残り14,700日くらいで、時間にすると352,800時間です。
そこまで生きられる保証はありません。
こう考えてみると、人生は短いと言えるのではないでしょうか。
一日一日がどんどん過ぎていますが、人に与えられた時間は限られています。
人生の限られた時間を無駄にしないように、積極的に楽しみながら生きていきたいと思います。
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